リフォームあれこれ

 

 

どんな住まいにしたいのかな?

【バリアフリー】
①ファミリータウンは、洗面所の床が一番高く>廊下・和室>台所・リビング・居室の順に高さが違っています。住戸内の床を同じ高さにして躓いたりする心配を無くすバリアフリー化工事を行うケースがあります。
 洗面所の床面まで全体を上げれば完璧ですが、洗面所の床面を除き他の床面を同じにしている方が多いようです。
②バリアフリー工事では床面をかなり高くするために、床下に使う部材次第では階下への騒音対策が充分出来るために、フローリング材にクッションが入っていない物を使う事が出来ます。

【電気、電話、テレビ、LAN配線の増設と移動】
①和室の洋間化、リビングとの一体化等で床を上げる場合や壁を壊す工事を伴う場合は、各種配線の増設や移動が容易になりますので全室に有線LANやテレビの端子を付ける事も可能です。完成後では増設する事が難しくなるので、打ち合わせ時に希望を出しておきましょう。

【リビングと和室の一体化時の仕切り引き戸の枚数】
①開口部を広くする場合は、4枚の引き戸になりますが、特注になるので割高になります。開口部が少し狭くなりますが、3枚だと標準幅の引き戸が使えるので、割高にはなりません。
②引き戸の構造は色々あります。独立引き戸か、一枚引けば開け閉め出来て引き戸ロックも自動で出来るタイプ、引き戸の溝が床に出ない吊り下げタイプ等、様々なものがあります。(金額はかなりかかりますし、扉の収納部分が必要です。)
③また、割り切って仕切りにブラインドを使ったケースもあります。これだと費用は相当安くできますし、上げてしまうと全く何もなくなるので部屋全体が使えます。

和室解体工事 リビング工事
↓畳や天井部分を撤去してフローリング化 天井部分にブラインド(ボックス収納)設置↓
和室部工事後 リビングと一体化


【出入り口をドアか、引き戸/折り戸にするか】
①洗面所の入り口は引き戸/折り戸にする方法もありますが、家族だけで宿泊を伴う来客がほとんど無い場合はロールブラインドにする手もあります・・通常時は全部開けた状態ですので、間口の幅全部使えます。

【通路側の洋室にクーラー増設】
①D棟北側には屋外機の置き場が1つしかないので、2台分の性能がある屋外機を購入して玄関の上に空調ダクトを通して片側の部屋に繋ぐ工事をしたお宅もあるそうです。

【床材、壁紙等の材質と色の選択】
①色合いは好みがありますので、専門家のアドバイスをもらいながらサンプルの中から選びましょう。
②壁紙は、厚手のものを選ばないと貼った後にコンクリートの凹凸が目立つので注意が必要ですが、厚手のものはコーナー部分が浮きやすい事を理解しておく必要があります。また、壁紙は貼ってすぐはふやけて伸びていて、ピンと張るのに季節によっては数週間かかりますので、貼ってすぐ「ぶかぶかになっている!」と慌てないようにしましょう。
③サンプル帳のものはサイズが小さいので、出来上がった時にイメージとずれてしまう事があります。候補を絞り込んだら大きめのサンプル(30センチ程度)を見せてもらいましょう。
④最近は機能性壁紙(抗菌・防臭・防湿・防汚・抗アレルゲン・吸湿・通気)等も充実していますので、使う場所毎に最適な壁紙を選びましょう。

【業者との打ち合わせ】
①数回の打ち合わせをして、事前にしっかり細部まで打ち合わせをして置く事が大切です。工事を始めてからだと、職人さんに迷惑がかかるのと工期遅れの原因になります。
②サンプルを良く見せて頂き、しっかり確認する事が大切です。